昔アメリカで石をペットにするのがブームに!昭和の日本でも!?

今からおよそ40年前の1975年、日本がまだ昭和の高度成長期だった頃
アメリカのゲイリー・ダウル(Gary Dahl)という人物が石をペットに見立てた玩具を売り出しました。名前はまんまペット・ロック(Pet Rock)。

友人の話からアイデアが浮かんだダウル氏は
丸石と鳥の巣のような台座とボックスと説明書という単純なセットを
餌やりも、散歩も、風呂も、毛の手入れも必要なく、死なず、病気にもならず、反抗もしない完璧なペットと称して、売り出しました。
これが当時のアメリカ人の心をつかみ、大ヒット。

rock2ebayより

 

日本のwikiの「ペット・ロック」のページによると、1977年にトミー(現タカラトミー)からも発売されたそうです。

購入者はマニュアルをもとに、石に対してイヌなどと同様に「来い」「お座り」「伏せ」といった基礎訓練を施し、決まった時間に入浴させ、ベッドに入れ休息を与える
(wikiより。引用元“第12回 昭和52年「ペットロック」トミー”. 週刊玩具通信. )

と、あるのですが、これ、もしかしたら誤訳かも・・・(^_^;)
今までいろいろなバージョンが発売されてきたらしいので断定はできませんが・・・

お膝元のアメリカのマニュアルは、さすがに面白い( ^^)
実際には・・・

入浴:石は水あびが好きです。しかし、水が大量にある場所は死ぬほど恐れます。彼らは泳いだり水を掻くことができないのです。水に入れた石は、溺れたネズミのように頻繁に行方不明になってしまいます。時々シャワーを浴びせる程度がいいでしょう。

しつけ:「座れ」と「待て」と「死んだふり」は簡単に覚えます。もし飼い主が手助けしてあげれば「転がる」を教えることもできます。

 

またダウル氏自身による初期のマニュアルには
ピラミッドや古代ヨーロッパの街路や万里の長城を成した石を先祖にもつ、由緒正しい石と書かれていたり・・・
実際はメキシコのビーチで採集した石だそうですが。
そもそも石に先祖って(^_^;)

 

さすがにブームは半年ほどで終わりましたが
以来、ユーモアあふれるダウル氏は広告業の大家と目されるようになったとか。
残念ながら去年亡くなられたそうですが。

 

そして現在でもペット・ロックは売られ続けています。
ブームが過ぎても一過性で終わらず人気が長続きするのがアメリカらしいですね。
ebayを見るとたくさん見つかりますよ。

https://en.wikipedia.org/wiki/Pet_Rock
http://www.howtocareforit.com/how-to-care-for-a-pet-rock
https://ja.scribd.com/doc/252772385/The-Care-and-Training-of-Your-Pet-Rock-Manual-by-Gary-Dahl

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