ロンドン市長がオバマ氏に「ケニヤの血の大統領」

イギリス国民投票はEU離脱という結果になりました

投票前、日本のマスコミは離脱に対して非現実的と捉えている報道が多かったように感じます。今回の投票結果により投資で損をしてしまった日本人が多かったというのも、日本の報道を見て、そう感じた人が私以外にも多かったからではないかと思います。

結果が出た後の今でさえ、イギリス人の多くは国民投票の結果に否定的というニュアンスを含めた報道が日本のマスコミでは主なように見えます。離脱に投票した人は頭の固い老人が中心、もしくは後悔しているという方向でのバイアスがかかった報道が多いと感じます。

果たしてイギリスの出した結論は間違いでしょうか?
私はそうは思いません。

歴史を見ると、日本人の予想はよく外れ、一方、イギリスは非常に賢いからです。

イギリスは何世紀にも渡って世界をリードし続け、アメリカ、カナダ、オーストラリアという先進国をも生み出しました。よくも悪くも真の先進国であり、時代の流れをいち早く察知できる知恵に恵まれた国なのです。もしEUがこのままイギリスの離脱を受け入れた場合、この結果はEU崩壊の序章になると私は思っています。

4月に訪英したオバマ大統領が示した残留希望に対して、ロンドン市長が以下に書くような非礼な対応をしたにも関わらず、この結果になったことも、分離の未来に向かう市民意識の力の強さを示しているかもしれません。

4月、オバマ大統領はイギリス訪問時、EU残留を希望していることを表明しました。このとき、EUから離脱するならアメリカとの貿易で不利になると、少し脅迫めいた発言をしました。
それを受けて離脱派のロンドン市長、ボリス・ジョンソンは
「ケニヤ人の血が入ってる大統領は先祖代々、イギリスを嫌っているのだ」
と、かなり人種差別的な反応を表明していたのです。

eikoku

オバマ氏がOval Office(大統領執務室)からチャーチル元首相の胸像をとりのぞいたことも、ケニヤ人の血を引く彼がイギリスを嫌っている証拠だとボリス氏は言います。
オバマ大統領の父親の祖国であるケニヤが、かつてイギリスの植民地であった歴史的背景をふまえての言葉なのは言うまでもありません。
ボリス氏によると、不要になった胸像はワシントンにあるイギリス大使館に送り付けられたそうです。
「イギリスへの冷遇だとする向きもある」とボリス氏は主張します。

一方、ホワイトハウスは既に2012年にチャーチルの胸像がなくなったという噂を否定しています。オバマ大統領はチャーチルの胸像は居住スペースに移動させ、代わりに黒人初の大統領として執務室にはキング牧師の胸像を置くことにしたというのです。

大統領執務室のチャーチルの胸像―――
日本ではこんな揉め事があったなんて、まるで知られてないですよね。ましてや像の存在なんて。
けれど、それが騒ぎになるということは、アメリカの大統領執務室にチャーチルの胸像が長きに渡っておかれてきたことを、多くの英米人は知っていたということなのでしょう。

果たして、どちらの言い分が本当なのでしょう?次の大統領候補は二人とも白人ですから、チャーチルの胸像が再び執務室に現れるかでわかるかもしれません

 

http://www.businessinsider.com/boris-johnson-obama-kenyan-brexit-2016-4?_ga=1.191385130.1407260781.1467099276

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