犬だけじゃない!中国では鳥も散歩させる!

中国では「遛鳥(遛鸟 Liùniǎo)」と呼ばれる慣習があります。
いわゆる「鳥の散歩」です。
ちなみに犬の散歩は「遛狗」というそうです。

公園などに鳥かごを持ち寄って鳥に外を楽しませてあげる感じでしょうか。
同じく鳥を飼ってる人が集まって、籠を並べてつるし合ったりすることもあるようです。
日本でも犬を飼ってる人同士で似た光景が見られますね。

具体的には、こんな感じのようです。

随分、飼い主に慣れてますね。おどろき!

日本だと
まだ子供だった昭和の時代に集めた鳥の飼い方の本などを思い出しても
一般的にインコ類や文鳥ぐらいしか人に慣れないとされていてたはずです。
ペットショップで売られてる手乗り用の雛もこれらの種類ばかりですね。

でも実際は、野生の品種であるメジロはじめいろいろな種類の鳥が、こんなに人に慣れるなんて・・・
目からウロコです。

http://www.6bird.net/
上記サイトなどを見ても、
中国では鳥の姿や鳴き声を鑑賞し合う慣習があるようです。

「知ってほしいバブル期前の日本 1970年代の日本」で触れたように
日本でも40年ほど前までは鳥がよく飼われていました。
wikiで日本の鳥の飼育の歴史を調べてみると

かつては法定7鳥と呼ばれたホオジロ、メジロ、ウグイス、ヒバリ、ヤマガラ、ウソ、マヒワの7種が飼育可能であった

メジロは良い声で囀るため、古くから和鳥として飼われてきたが、特に江戸時代からメジロを鳴き合わせる(競争)道楽の対象となり現在に至っている。
現在も西日本を中心に、鳴き合わせの「愛鳥会」があり、定期的に会合が行なわれている

・・・やっぱり日本にも、この文化あったんですね。

ちなみに目白押しという言葉は、この鳥のメジロが由来だそうです。 wikiによると

目白押し
メジロにはお互いに押し合うように、ぴったりと枝に並ぶ習性がある。このことから、込み合っていることや物事が多くあることを意味する慣用句として「目白押し」がある。また、縁台に一列に並んで腰を掛け肩を左右に押し合って端の者を順々に押し出す遊戯として「目白押し」がある

・・・犬や猫といった哺乳類にはない、複雑な配色の羽色を持つ鳥類。

花鳥画という言葉があるように、鳥の観察には東洋的な美的センスを育てる上で何らかの意味があるかもしれません。

英語版wikiの日本のファッションデザイナーの項目をみると
海外でデザイナーとして実力を認められてる方は
やはり戦前生まれの方が多いですね。
若い方で名前が載ってるのは、本業で芸能活動をしていて、その知名度で売ってる方が海外にも・・・ってケースが多いような。

近年、バードウォッチングはお年寄りの趣味というイメージになり
日本野鳥の会の名前を聞く機会も大晦日の番組ぐらいになっています。
若い世代では、野鳥に対する関心はカラス被害問題程度って人が多いかも?
今後は鳥と日本人の距離について、ちょっと考えてみるのもいいかもしれません。

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