3D折り紙は中国生まれ

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3D折り紙――――日本では折り紙手芸、ブロック折り紙という名前でも紹介されています。
非常に立体的で、私たちがよく知る日本の折り紙とはだいぶ違った印象を与える工芸です。それもそのはず、英語圏では日本の折り紙とは別の、中国で発明された折り紙として普及しています。

3D折り紙の英語名は”Chinese modular folding”(チャイニーズモジュラー折)。
1993年、アメリカの船上で身柄拘束された中国難民たちが牢にいたとき、手に入る紙を使って作品を作り、それがチャリティで売られたことから、中国の伝統工芸としてアメリカで有名になったのだそうです。そのため、彼らが乗っていた船の名にちなんで”Golden Venture Folding”(ゴールデンベンチャー折)とも呼ばれています。もちろん”3D origami”でも通じますよ

中国での名は”三角插”(Sānjiǎo chā)。この名で検索してみると見事な作品がたくさん見れます

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ブロック折り紙で検索していたとき
佐藤芳夫さんという方がブロック折り紙システム考案者という肩書で活躍されているのを知り
ええっ!?となってしまったのですが
著書の表紙などを見ると、この方の作品は日本の伝統的な折り紙に近いもののようです。
ちょっと名前がかぶってしまっただけなのかな?ホッ

でも海外から見て余計な誤解を与えてしまいかねないので
日本で3D折り紙をブロック折り紙と呼ぶのはやめたほうがいいかも・・・

同じ”紙を折って何かを作る”ということが、日本とすぐ隣の中国で違う方向に発展していたことを思うと感慨深いですね。

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